気の向くまま不定期日記

「釜山でお昼を」の頁の製作やイベント・周辺のできごと
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植民地朝鮮の日本人
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    岩波新書「植民地朝鮮の日本人」高崎宗司著を読みました。

    釜山や朝鮮地方の各地に渡った日本人のことを書いています。
    人物像を良く調べているようで、参考になる事が多く良書です。


    結論で朝鮮に渡航した日本人を3つの考え方に分かれると分類しています。

    1.自分達の行動は立派なものだった

    2.無邪気に朝鮮時代を懐かしむ

    3.自己批判する

    著者の高崎氏は3番目の自己批判を求めているようで、表紙の前書きに下記のように記されています。

    ----以下引用----
    日本の植民地支配は、政治家・軍人によってのみ行われたのではなく、名も無い人々の
    「草の根の侵略」によって支えられていった。一八七六年日朝修好条規によって日本人が
    釜山に上陸してから、一九四五年の敗戦で引揚げるまで、最大時七五万いたといわれる在朝
    日本人70年の軌跡を描く。繰り返してはならない歴史を検証する1冊
    ---引用終わり---

    現在の世界では侵略は悪とされています。高崎氏はそれに基き、過去の植民地政策は悪で渡航者は
    自己批判すべきだと考えているようです。

    私は現在の世界で一般的な価値観で行動しているので現在の侵略や短絡的な戦争は反対の立場です。
    事が興ってから定めた法律は過去にさかのぼることは許さない事後法の考え方が世界の定説です。

    それで 現在の価値観で当事の朝鮮渡航者を批判したくありません。
    当事の普通の常識で考えて行動した朝鮮渡航者は、国策で海外に出かけ生命や財産を失って引揚した
    被害者たちとして同情する気持ちのほうが先になります。
    | けい | | 13:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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